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2021.06.29

西野亮廣の考え方

サロンメンバーを勝たせながら、前に進む

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6月29日
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おはようございます。
インターン生の「べえ君」が仕掛けた『ベスケットボール(※バスケットボール)』イベントの参加券を買って、一般参加させていただくキングコング西野です。
(※チケットは完売していますが、また出ると思うので、べえ君のネットショップhttps://beyamafitne.thebase.in/items/30967620を要チェックやで! 売り上げは、べえ君の飲み代に使われくさります)
さて。
今日は『サロンメンバーを勝たせながら、前に進む』というテーマでお話しさせていただきます。
前半戦は、全てのサービス提供者が押さえておいた方がいいじゃないかなぁという話を。
そして後半戦は「僕なら、こうします」という具合策を発表させていただきます。
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▼ 売り上げの使い道を宣言するマーケティング
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このサロンで本当によく言っていることですが…あらゆる業種において、クオリティーで差別化を図ることが、いよいよ難しくなってきました。
全員が「より良いもの」を作れるようになったので、「より良いもの」の価値がギュイイーンと下がっちゃったわけですね。
プロダクト(生産物)は売り物にならなくなってきたので、『付加価値の創造』が求められています。
ここで僕らは、「『付加価値』には、たとえば、どういったものがあるのか?」を整理する必要があります。
数日前の記事で、「通りがジグザグの屋台村」の話をさせていただきましたが、あの屋台村は「この先、どうなってるの?」という【トレジャーハンティング的な体験】が『付加価値』となっています。
屋台村は『料理』だけじゃなく、『体験』も販売しているわけですね。
別の例も挙げます。
多くの表現者が言語化できずに取り零していますが、オフラインイベントの付加価値は『お客さん』です。
オフラインイベントには、オンラインイベントでは味わうことができない「お客さんとの一体感」があります。
「ライブ感」という言葉で包まれて見えにくくなっていますが、つまるところオフラインイベントは『お客さん』を売っています。
お客さんが買っているのは、出演者のパフォーマンス以外にもう1つ、「他のお客さんとの繋がり」なんですね。
この部分を強化しようと思い、僕がイベントを仕掛ける時は、
・「イベントを観に来たお客さんの打ち上げ会場」
・「イベント前に、お客さん同士が交流をとれるスペース」
・「お客さんが協力しないとイベントが前に進まない仕掛け」
…などを細かく設計します。
オフラインイベントの付加価値である『お客さん(との繋がり)』を最大化する施策ですね。
こうすることで、西野のイベントを買う理由が「西野のパフォーマンス」だけでは無くなります。
このように、ひとえに『付加価値』と言っても様々なものがあります。
そんな中、この一年ぐらいで僕が特に注目している『付加価値』があります。
「売り上げの使い方」です。
去年あたりからチョコチョコと言っていますが、サービスで差別化が図れなくなった今、「モノを買う」という活動が「ふるさと納税」や「クラウドファンディング」のようになってきていて、「イイお金の使い方をしてくれる企業(人)の商品を買う」という流れが生まれてきています。
「売り上げの行方」が『付加価値』になってきていて……文章にすると変な感じになっちゃいますが、お客さんは「自分が支払うお金の使われ方」を買っています。
こうなってくると、『売り上げの使い道大喜利』の世界です。
「この商品の収益は◯◯に使います」の『◯◯』が最も重要で、ここが気持ち良ければ良いほど、購入理由(付加価値)が上がります。
そして、あくまで僕の肌感ですが、「この商品の収益の【一部】は◯◯に寄付します」は実はあまり効き目がなくなってきていて(と言いつつ僕もやっていますが)、可能であれば、「この商品の収益は【全額】、◯◯に寄付します」の方が、そりゃ効き目がありそうです。
ただ、収益を全額寄付してしまうと会社はまわりません。
そこでポイントになってくるのが、「自社製品の中に、定番のギフトを持っておく」です。
(※これが難しい!)
たとえば、「このサービスの収益は全て、世界中の子供達に絵本『えんとつ町のプペル』をプレゼントする費用に使います」としたら、多くの方が納得&応援してくださいます。
その上で、絵本『えんとつ町のプペル』は自社製品なので、巡り巡ってマネタイズすることができて、会社の活動を続けることができます。
お客さんと直接お金のやりとりがおこなわれるサービスにおいては、『定番のギフト』の開発がメチャクチャ重要になってくると思います。
そんなことを踏まえて、次にこんなことを仕掛けます。
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▼ 蘇るニシノコンサル
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僕は、クラウドファンディングのリターンで「会社会議(コンサル)」を時々出させてもらっています。
自分の信用に大きく関わる仕事なので、かなり真剣に(そして具体的に)やらせてもらっていて、突破口が見当たらない場合は「一旦、僕が商品を買って、ユーザーとして使ってみる!」とか言い出す始末。
最近、「人形劇を作る!」と言っていますが、それを言い出したキッカケは実は会社会議です。
「小屋(イベントスペース)を作ったけど、うまく宣伝&運用できない」という相談を受け まるで効果的な宣伝が見当たらなかったので、「僕が、お客さんとして、その小屋を利用してみる!そうすれば、その小屋の宣伝になるだろう!…ところで、ナニで利用するんだ?」と叫び、『人形劇開発』に胴体着陸した次第です。
ま。とにかく、「コンサルは本気でやってますよ」という話です。
本気でやっているだけに、「生活がかかっている言葉の応酬」がそこにはあり、それを番組にしたのがAbemaTVでやっていた『ニシノコンサル』です。
僕は自分の信用をとても大切にしているので、「ギャランティーで折り合いをつけて宣伝をする」ということができない人間なのですが、『ニシノコンサル』が最高だったのが、番組内で西野にダメ出しをされればされるほど、「結果的に宣伝になっている」という点です。
なんなら、西野に怒られれば怒られるほど(※実際は怒らないですよ)、相談者のことを応援したくなる。
結果、集客に繋がるんですね。
番組最終回の最後で、スタッフさんから「この企画面白いので、また、どこかでやりましょうよ」と言われていたのがずっと頭に残っていて、そろそろ良いタイミングな気がしてきました。
今、以下のことを考えています↓
①クラウドファンディングのリターンで(サロンメンバーに向けて)、YouTubeにアップする用の「会社会議(コンサル)権」を出す。
②結果的に、それは大きな宣伝になっているのですが、「会社会議」という立て付けの為、西野は商品を無理には褒め称えないので、嘘をつかなくて済む。
③動画編集をニシノコンサルのスタッフさんに投げて、『西野亮廣エンタメ研究所』のYouTubeチャンネル(※チャンネル登録者数もうすぐ30万人)にアップする。
④収益は全額寄付(今だと映画プペル)。
…たぶん、この感じで回せば、「会社の宣伝をすることが寄付に繋がる」という流れができて、皆、ハッピーちゃんです。
始めてから不備が見つかるかもしれませんが、始めないと見つからないので、とりあえず始めてみます。
方々と調整して、試しに、今日中にリターンを一個出してみます。
現場からは以上でーす。
【追伸】
サロン記事の感想を呟かれる際は、文章の最後に『salon.jp/nishino』を付けて《本垢》で呟いていただけると、西野がネコのようになつく場合があります。

 

 

【オンラインサロン】
毎日、議論&実験&作品制作&Webサービスの開発&美術館建設を進めています。
んでもって、ビジネス書に掲載するレベルのコラムを毎朝投稿しています。

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