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2021.05.19

西野亮廣の考え方

会費の「未納問題」

どこでお金を生むか?

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5月19日
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おはようございます。
昨日、「公立高校に落ちたら、親から働くように言われています。どうしたらいいですか?」と相談されたので、「公立高校に受かればいいと思うよ」とアドバイスをしてみたキングコング西野です。
さて。
今日は『リーダーはどうあるべきか?』というテーマでお話ししたいと思います。
できれば僕はクリエイティブに専念したくて、本音を言うと、今からする話の中には、「あまり話したくないこと」も混じっていたりします。
しかし、これは(僭越ながらリーダーを務めさせていただいている)僕の口から話した方がいいことだと思うので、一生懸命お話ししたいと思います。
できるだけ丁寧に。
このことが、現在、リーダーを務められている方や、これからリーダーになられる方、そして、家族のリーダーたるお父さんやお母さんのヒントになると嬉しいです。
━━━━
現在、僕はたくさんのプロジェクトを同時に進めていて、そのほとんどの現場で陣頭指揮を執らせていただいています。
たくさんのスタッフさんの想いや生活を背負い、また、そのプロジェクトを応援してくださるファンの方の想いを背負い、自分の未熟さを思い知らされる毎日です。
僕が止まってしまうと、たくさんの人の夢が終わってしまうので、そのリスクを回避する為に、大好きだった車の運転をやめて、あと、毎年「人間ドック」に通っています。
偉いでしょ(笑)?
ちなみに健康です。ご安心ください。
チームをまとめる時の方法は様々。
環境も、個性も、人数(規模)も違うので、二つとして同じ方法はありません。
とりわけ、「人数(規模)」の問題は大きくて、5人のチームをまとめる時と、50人のチームをまとめる時と、5万人のチームをまとめる時の、リーダーの立ち居振る舞いはまるで違います。
人数が少なければ「一人一人と膝を付き合わせて話す」ということが可能ですが、50人、100人…といった調子で人数が増えてくると、物理的に不可能になり、その時、「システム」が必要になってきます。
ご存知の通り、僕が指揮を執らせてもらっているチームで一番大きいのは、このオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』です。
現在、約5万8000人のメンバーが在籍しています。
もともと、このサロンも50人ぐらいからスタートして、人数が増えていくにつれて、「システム」の改善を繰り返してきました。
ただ、最近(会員数が3万人を超えたあたりから)、「システムの改善で問題と向き合っていくのにも限界があるなぁ」と思うようになりました。
いや、厳密には、「システムで管理しなければ回らないコミュニティーは、それはもう『コミュニティー』とは呼ばない」と思うようになりました。
「登山」を想像してみてください。
山にゴミを捨てる登山者を「システム」でゼロにしようと思ったら簡単です。
「監視ドローン」を飛ばし続ければいいので。
でも、本当に、そんなことをしなきゃいけないっけ?
だって、皆、そもそも「山」を愛してるから登山しにきたんじゃないの?
ドローンに監視され続ける「登山」って楽しい?
…それまで、ずっと「システムの改善」で問題を潰してきたのですが、サロンメンバーが3万人を超えたあたりから、いよいよ「監視ドローン」のようなものを飛ばさなければならなくなってきて…そこで、たくさんたくさん考えたのですが、それでも僕は、そんなものは飛ばしたくないと思いました。
「システムで管理する」という結論は、
考えることを放棄しているような気がして、
サロンメンバーの皆さんと向き合うことを放棄しているような気がして、
逃げているような気がして
…やっぱり、僕は嫌だったんです。
僕がシステムで管理することに逃げたら、僕と皆さんの間に距離ができちゃうじゃないですか。
僕は、そんなコミュニティーを望んでいません。
「システムに頼らない」と覚悟したのなら、じゃあ、どうやって5万8000人のチームをまとめるのだろう?
メンバーに道を外させない為のガードレールは何になるのだろう?
そこで出した答えが、「文化」でした。
朝は「おはよう」と言って、
優しさの意味をはき違えず、誰かが間違っていたら、ちゃんと叱って、
叱った後のフォローもちゃんと入れて、
挑戦する人を応援して、
痛んでいる人がいたら寄り添う。
たとえば、そういったことは「システム」や「制度」などを設けなくても、できるはずで、何より、まず最初に僕が「できるよね?」と信頼しなければ始まらないな、と。
…ここからの話は、あまり言いたくないですが、包み隠さずに言いますね。
昨日、このサロンを運営する「株式会社NISHINO」の予算会議に参加させていただきました。
スタッフが頭を悩ませていたのは、会費の「未納問題」。
「カードの期限切れ」等で、もう何ヶ月も「未納」になっているメンバーさんが結構な数いて、その都度、スタッフの方からメールを送らせていただいているのですが、スルーされるそうです。
「そもそもメールに気づいていない」というケースがほとんどだと信じています。
僕は、
「これって、そもそも催促しなきゃいけないことなんだっけ?」
「一人一人が気をつけていれば、起こらない問題じゃないっけ?」
と思いました。
そして、それより何より、
「エンタメをしたくて集まったスタッフに、こんなことをさせたくない」
と思いました。本音です。
未納分を回収しようと思ったら簡単です。
これまでの未納分を請求して、それに応じなければ、相応の対応をすればいいので。
未納問題を改善しようと思ったら簡単です。
未納が2ヶ月続いたメンバーを強制退会させればいいので。
でも、僕は、スタッフに そんな「取り立て作業」をさせたくありません。
未納が続いたメンバーの退会させる手続きをして、また再入会の手続きをして…といった作業をさせたくありません。
もっと、エンタメと向き合う時間を増やしてあげたいです。
そして、
サロンメンバーに「罰」を与えるようなことはしたくありません。
昨日の会議の中で、「未納問題」の対策があれやこれやと練られていましたが、その場でスタッフに「一旦、僕の方から皆に話してみる。たぶん伝わると思う」と伝え、今に至ります。
もし良かったら、以下の作業に御協力いただけると嬉しいです。
▼こちらから『salon.jp』のマイページにログインして「未納」になっていないか御確認ください↓
▼もし未納になっていた場合は、こちらからクレジットカードを登録しなおしてください↓
…以上です。
断言をしておきます。
僕はペナルティーを課すようなことは致しません。
伝わらなければ、伝わるまで、今後、何度でもお話しします。
僕らのサロンの見本となるサロンは世の中に存在せず、僕らは手探りで、この場所を作っていかなければなりません。
その時、「システム」はあくまでサポート的な役割にとどめておいて、このサロンで起きる様々な問題は「文化」で解決していくことを僕は望みます。
これが、『西野亮廣エンタメ研究所』のリーダーとしての僕の覚悟です。
今日は説教臭い内容になっちゃって、ごめんなさい。
でも、言いたいことは全部言ったのでスッキリしました。
今後とも宜しくお願いします。
現場からは以上でーす。
【追伸】
サロン記事の感想を呟かれる際は、文章の最後に『salon.jp/nishino』を付けて《本垢》で呟いていただけると、西野がネコのようになつく場合があります。

 

『夢幻鉄道』feat.karin 西野亮廣作詞作曲/非公認映画エンドロール Ver1.0

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毎日、議論&実験&作品制作&Webサービスの開発&美術館建設を進めています。
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