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2021.05.04

西野亮廣の考え方

売り上げの取り扱い方

映画『えんとつ町のプペル』の宣言でこんなこのを考えてるよー

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5月4日
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あの顔立ちを見る限り、「カジサック」は偉大な料理人「周富徳」の子孫で、つまるところ、彼が成功している理由は【上級者国民】だからに違いないと思っているキングコング西野です。
さて。
今日は「売り上げの取り扱い方」についてお話ししたいと思います。
人を巻き込んで物事を前に進める時は、まずは「理屈」と「感情」で分けた方がいいと思っています。
この時、(特に理系の人間が)受け止めなきゃいけない現実は、「多くの人は、『理屈』よりも『感情』の方が強い」です。
「言っていることは正しいかもしれないけど、言い方がムカつくから、やらない」
というやつです。
『正しいことはやらない宣言』は、日常のアチラコチラで起きています。
人間というものは、想像している以上に『感情の生き物』であり、僕らはそれを受け止めなくちゃいけない。
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▼ 売り上げの使い道
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昨日、オンラインサロンの売り上げの使い道ついて書かせていただきました。
(※まだ読まれていない方は、先にそちらを御覧ください。コメント欄も面白いです)
その記事に寄せられた皆様からのコメントが本当に勉強になったのですが、皆さんの声をザックリとまとめると、以下の2つです。
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①「サロンの売り上げに口を挟むのは、人として間違っている」
②「…とは言え、ロケットを飛ばすことに使ってくれるのは嬉しい」
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これを、「理屈」と「感情」でそれぞれ分けると、こんな感じ↓
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①「サロンの売り上げに口を挟むのは、人として間違っている」【理屈】
②「…とは言え、ロケットを飛ばすことに使ってくれるのは嬉しい」【感情】
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店の売り上げの使い道に口を挟む権利など、お客さんにはありません。
魚屋さんの貴方が魚を売って得た「お金」で風俗に通おうが、何の問題もありません。
貴方の店のお客さんが「魚の売り上げをそんなことに使わないで欲しい!私たちのお金は、もっと大事に使って欲しい!」とか言い出したら、きっと貴方は鬼になるでしょう。
働いて稼いだお金を何に使おうが貴方の自由だし、もちろん使い道をお客さんに公表する義務もありません。
ところがです。
「魚の売り上げをそんなことに使わないで欲しい!私たちのお金は、もっと大事に使って欲しい!」という言い分は、【理屈】としては歴史的に間違っていますが、そういう【感情】が芽生えたことは事実です。
実際、昨日、「…とは言え、ロケットを飛ばすことに使ってくれるのは嬉しい」という【感情】は発生したわけで、経営者は、この【感情】の部分を無視しちゃいけないなぁと思います。
特に、提供するサービスの機能で差別化が図りにくくなってきた現代において、サービスが選ばれる理由は「誰から買いたいか?」「どの店を応援するか?」「どの会社を応援するか?」といった【感情】が占める割合が大きくなってきています。
厳密に言うと「サロンの売り上げは何に使ってもらってもいいですよ」と発言すること自体が道徳的にメチャクチャ間違っているのですが……でも、言いたくなるじゃないですか?
(そこに悪気は一切無い)
僕自身、去年あたりから「収益の使い道を公表する実験」を意識的に繰り返しているのですが、ここにきて、「収益を素敵なことに使ってくれる商品」が選ばれやすくなってきていることを肌で感じています。
これは何も「したがって経営者は自分のプライベートにお金を使えない」という結論ではなくて、「贅沢をするならチャーミングに」ということだと思っています。
「すみません。ラーメンを売って、皆さんからいただいたお金で、今日は奮発して、いつもより高いホテルに泊まらせていただきます。あざすっ!」とSNSで報告してくれる店主が働いているラーメン屋さんには行きたい(※引き続き、お金を落としたい)ので。
【応援されないといけない時代】の経営者は、これまで考えなくても良かった「収益の使い道大喜利」にも答えていかないといけなくなってきていることをジワジワと感じとっています。
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▼ オンラインサロンの売り上げの使い道
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このオンラインサロンは僕の生活の為にやっているのではなくて、まだ地球上で誰も試したことがない社会実験として位置付けているので、サロンの売り上げ(年間6億円ほど)を私的なことに使うつもりは1ミリもなくて、今回のロケットのように「サロンメンバーさんと面白がれること」に使うことに決めています。
今、ボンヤリと頭の中にあるのは、製作委員会方式(各企業が製作費を出し合う)の映画『えんとつ町のプペル』の出資者の一人として手を挙げ、「サロンの売り上げで映画に出資して、その映画をサロンメンバーと一丸となってヒットさせにいく」という流れが作れると面白いなぁと思います。
そして、ゆくゆくは、「次は、あの映画に出資しようと思うんだけど、どうかなぁ?」という会話をサロン内でやっちゃう。
5万人で共有していることなので、その辺の企業が出資するのとは、(広告面で)全然意味が変わってくるので、場合によっては、これまで光が当たらなかった作品も掬い上げることができたりするなぁと思っています。
昨日、ホリエモンロケットにお金を出すことを発表したことで、ホリエモンロケットに興味を持ったり、ホリエモンロケットの成功を願ったりする人は、けっこう増えたと思っていて、やっぱり僕は、今後も、こういった形で自分のもとに回ってきた「お金」は明るい未来に使いたいと思いました。
いい大人が、「ロケット、飛べー!」や「このファンタジーを届けるぞー!」と言っている世界がバカバカしくて好きです。
映画の出資の件、ちょっと調べておきますね。
また話が進めば皆さんに共有しまーす。
現場からは以上でーす。

 

『夢幻鉄道』(作詞作曲西野亮廣) covered by karin

『夢幻鉄道』(作詞作曲西野亮廣) covered by karin

 

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毎日、議論&実験&作品制作&Webサービスの開発&美術館建設を進めています。
んでもって、ビジネス書に掲載するレベルのコラムを毎朝投稿しています。

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