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img オンラインサロン「 西野亮廣 エンタメ研究所」の
1年前の無料掲載記事

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2020.06.19

けんすう「アル開発室」

西野亮廣のビジネスモデルを丸裸にする

昨日の投稿の続報です。

西野亮廣エンタメ研究所 無料公開記事  エックスドメイン 1月18日 ━━━━━━━━━━━━ おはようございます。 楽屋で、カジサックが赤ジャージに名札(白のガムテープ)を自分で貼っているところを見 ...

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西野亮廣エンタメ研究所 無料公開記事  

6月19日

あらすじ
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アルというサービスをやっているけんすうといいます。西野さんのサロンにて、マンガサービスの進捗について語っています。

アルの!Android版が出ていますので、Androidユーザーはぜひお使いください!そしてよければレビューもかいていただけると泣いて喜びます!!

みんな、なかなか昨今レビューをしてくれないんですよねえ・・・。

https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.alu.alu

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西野亮廣のビジネスモデルを丸裸にする

さて、先週「意味があるものでないとだめだよね」ということをサロンに投稿したら、サロン内でバズりました。1000いいねとか、コメントも100件とか集まるわけで、このサロン、もはやオープンな場所よりも反応がよくてすごいです。

お気づきの人もいると思いますが、僕のこの週1の投稿、「アルのアップデートを共有して、みんなにエンタメサービスの開発について追体験してもらう」というもののほかに「西野さんのサロンの楽しみ方、解釈を提供することで、サロンに入った人たちが、よりこのサロンについて楽しめる」ということを意識しています。

「西野亮廣 解体新書」っていう本の出版を狙っています。

で、、今回は西野さんやっているサイクルについて紹介します。バリバリのビジネスっぽい話です。

西野亮廣のビジネスモデルは、シンプルにいうと以下の3つです。

サロン&クラウドファンディングにてお金が入るのを先にする
意味のイノベーションを起こし結果を抜群にだす
1と2のサイクルを早く、大きくすることで、より大きなエンタメを作る

ほかの芸人さんや有名人が、サロンやクラウドファンディングだけを真似しても、成果が出ないのは、「点」で施策を真似してしまっているからです。逆にいうと、この流れを全部真似すれば、うまくいくはずです。

それぞれ説明していきます。

サロンとクラウドファンディングでお金を入るのを先にする

そういえば、5年くらい前にこんな記事を書いていました。

http://blog.livedoor.jp/kensuu/archives/55069955.html

簡単にいうと

今のメディアはビジネスモデル的に、多様性が生まれない形になっている
そのために、競争が過当になり、全員が損する
なので、「記事を書いてPVを稼いで広告費を稼ぐ」というお金の流れを逆にしないといけない

という前提のもと、

ファンが増えていく
そのファンがお金を払う
そのお金を使ってコンテンツを作るから多様性が生まれる

にするべきだという話をしています。

その方法として

有料メディア型
グッズ販売
クラウドファンディング

とかあるんじゃないか、、という話ですね。

で、まさに西野さんは、このあたりを駆使してお金を稼いでいるのですが、、、

「ファンからお金を直接いただく」というポイントのほかに、この手法のいいところは「先に収益が確定する」ということなのですね。

ビジネスっぽくいうと、キャッシュフローが安定する、といったりします。

西野さんはたとえば絵本制作にありえないくらいのコストをかけてクオリティをあげたりしますが、これができるのは「先に収益が確定して入ってきているから」ともいえます。

たとえば普通の絵本作家が2年かけて、1000万のコストがかかる絵本を作ろう、、となると、少なくても2年間の生活費 + 1000万を先に用意しないといけないわけです。さらに売れるのにも時間がかかるので、すぐに回収できるわけじゃない。先行投資型になってしまう。

でも、先にお金が入ってくるサロンやクラウドファンディングだと、それがないわけですね。さらに、すでに売りが確定していて、来月の収益もほぼ計算できます。退会率はだいたい予測できるからです。

というので、ほかのクリエーターができないものが作れるわけです。

このビジネスは別に特殊なわけでもなく、最近は「サブスクリプション」という言葉が日本でも大流行ですが、昔からある形です。AmazonプライムやNetflixのような月額会員制のエンタメサービスとかが最近だと有名ですね。

ただ、1人のクリエーターがこれをやっている、というケースはかなり稀なんです。そこが強みになっているわけです。

このサロンに長くいる人は、西野さんのこの話をよく耳にしているので、理解しやすいと思います。

意味のイノベーション

そして、次にやっていることは・・・。

普通に、先にお金をもらって、クオリティ高いものを作って、ヒットをさせる、だけでも成り立ちそうですが、西野さんがここで使っているのは「意味のイノベーション」です。

一時話題になったので聞いたことがある人も多いかも知れません。

詳しくは以下をご覧ください。
https://note.mu/waternavy/n/n8a0345f7f3e7

簡単にいうと、ろうそくの例がよく出されます。

ろうそくは、電灯などができる前は、灯りを照らすエースだったわけです。しかし、電気が普及して、どの家庭にも電気で灯りがつけられるようになると、ろうそくのニーズは一気に落ちるわけです。

そして、ろうそくはほとんど売れないものになった・・・。

と思いきや、ろうそくの生産量は増え続けています。30年前のおよそ3倍の消費量になっているとのことです。EUだけで年間約70万トン。

なんで売れているかというと、ろうそくを部屋を「暗くする」ために使うようになったからです。

居心地のいい場所を演出したり、ムーディーな感じを出すために使っているわけです。高級なレストランとかで、よくろうそくがついているのを見ますよね。

ろうそくは、「灯りを提供する」ではなくて「暗さを提供する = 居心地がいい場所を提供する」に変化したわけです。ろうそくは変わっていなくても、ろうそくに「新しい意味」を与えられて、イノベーションが起こったということです。

これが「意味のイノベーション」です。

余談ですが、意味のイノベーションができなかったものはたくさんあって、たとえばマッチです。

昭和48年(1973年)にマッチは最大の生産量になり約79万トンに達したのですが、その後減少の一途をたどり、平成16年(2004年)には約3万トンしかなく、大手企業も倒産していっています。ライターなどにめっちゃ取られてしまったのですね。

マッチはそもそも火をつける、という以外にも「販促品」「広告」という意味もあったのですが、ティッシュなどにとられてしまいました。また、喫煙者も減り、仏壇のろうそくもLEDとかになったりして、とにかく減ってしまった。

ここでマッチ業界が「いや、冠婚葬祭のときはマッチじゃないと失礼だ」という意味をキャンペーンでつけたりといろいろな手を売っていたり、何かしらの意味のイノベーションをつけれてたら変わったのでしょうけど・・・。できなかったから衰退してしまったのですね。

というので、西野さんも、この意味のイノベーションを活用しまくっています。

たとえば、絵本を「贈り物」「インテリア」と設定したり「西野亮廣と会える権利」として交換したりと、多くの意味を付け加えています。

西野さんのうまいところは、世代によって意味をつけかえて、長く売れるようにするところです。たとえば、今の親世代とかには「インテリア」として買ってもらうけど、その子供世代には、「幼い頃に読んだ絵本」になるわけで、その子供が大人になるときには「昔自分が読んでおもしろかった絵本」になるわけで、子供に買い与えるようになる、、といった風にしているのですね。

サロンを「西野亮廣物語を読んで応援する場」に設定したり、会議室を「経営が学べるケーススタディ」に設定したりと、意味のイノベーションを活用しまくっているのが西野です。

なんでこんなことをしているかというと、単純で「桁外れに成果を出す」というためです。絵本で35万部売るのは、新しい作品ではなかなか大変なのですが、そこで「35万部売った」という実績が、大事なのですね。

確実にホームランをうつことによって、「3. 1と2のサイクルを早く、大きくすることで、より大きなエンタメを作る」ということを狙っているわけです。

イメージとしては雪だるま

西野さんのやっていることは、雪だるまを作っている感じです。雪だるまは、最初の一回転がとにかく大変ですが、回転できるとボールになっていき、回転をすればするほど大きくなっていきます。

今、4回転目くらいだと思うのですが、5回転目、6回転目になればなるほど、より大きな雪だるまになっていくわけです。

クラウドファンディングだけをやったり、サロンだけをやっても、このサイクルがないと、点での施策になっちゃうのであまり意味がないわけですね。

というわけで、ほかの有名人の人とかもこういうサイクルをなんかしら作って回すといいんじゃないかなーと思っているこの頃です。

余談

オリエンタルラジオの中田さんのYouTubeを最近良く見ているのですが、中田さんはめちゃくちゃ頭がいいので、この西野亮廣の全体像の理解をすでに完璧にしていて、その上で実行していてすごいです。

YouTubeを「授業のようにビジネスについて学べる場所」としてしまい、自分のスキルを最大限活かしてチャンネルを作り、爆発的なヒットになっています。意味のイノベーションです。YouTubeはエンタメの場所じゃなくて、ビジネスが学べる場所、というふうにして、そこの市場を一気に取ってしまいました。

実は、起業家やビジネス系の人で、そこをやろうとしてた人はたくさんいたのですね。本当にたくさん聞きましたが・・・。話のうまさ、構成のうまさで中田さん並の人は当然ビジネス業界にいないので、一気に先にとられた感じです。僕の予想では、プロが入ってくるのは、3-4年後、という感じだったのですが、まさか今年にプロが入ってきて一気に制圧されるとは思っていませんでした。

カジサックがある意味、正統派のYouTubeで勝っているのとは対照的です(王道で成果出しちゃうカジサックさんはこれはこれで半端ないですね)。

さらに幸福洗脳とか、サロンとかも丁寧にやっていっているので、すごいなーと思っているこの頃です。

これで実例が西野さんと中田さんで2つになるので、そうすると1-2年で、たぶん真似する芸能人が4-5人でてきて、4-5年後には50人くらい出てくるんじゃないかなと予想しています。

これ、僕の知る限り、日本独自の芸人さんの流れなので、めっちゃオモシロイと思って注目しています。

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