-
-
『行く理由』を売るのではなくて、『行かない理由』を潰そう!
西野亮廣エンタメ研究所 無料公開記事 エックスドメイン 1月24日 ━━━━━━━━━━ おはようございます。 仕事を極端に減らしたおかけで、平日の昼間から公園をウロついてブツブツ言っているキングコ ...
続きを見る
西野亮廣エンタメ研究所 無料公開記事
2月5日
こんにちは!アル(https://alu.jp)の古川です。
——
# 前回までのあらすじ
世界一のマンガアプリをつくります!といったら、西野さんに「いいねぇー」といわれたので、頑張って作ってたんですが、西野さんから毎週、アルができる様子をアップデートしましょうよ、といわれて、喜んでサロンに投稿することになりました。
——
というわけで、マンガアプリを作っているのですが、リリースまでの経緯をnoteに書いたので、よければ見てください。
https://kensuu.com/n/n56b079f10375
——✄——
僕は、20年くらいインターネットサービスを作っているのですが、主に「ユーザーさんが投稿をしてくれるようにする」ようなものを創ることが多いです。
浪人生のときにつくった学生コミュニティの「ミルクカフェ」というサービスをはじめとして、匿名掲示板のレンタルサービス「したらば」っていう匿名掲示板をやってたりしました。他にもポエムの投稿サービスとか、Q&Aサービスとか、コミュニティサービスは無数に作っています。
で、、毎回思うのですが、ユーザーのみなさんに投稿してもらうというのは非常に難しいのですね。
みなさんはInstagramやTwitterなどを見慣れていると思うんですが、あれも相当よい設計がされていて、かつ人がいるから投稿したいと思うわけです。
アルでも今、ユーザーの投稿を中心に据えようと思っています。その理由はまた今度話そうと思っていますが、まあ、とにかく投稿を集めるのが大変です。
理由はシンプルでまだユーザーがあまりいないからです。当たり前あですが、「流行っているサービスは投稿するとみんなに見てもらえるから投稿する」というのがあるのですね。
投稿するユーザーさんのほとんどは人に喜んでもらいたくて投稿するんですが、最初はそれがない。だから投稿が集まらない。投稿がないので人が集まらない。
こんな感じで、ニワトリが先かタマゴが先かという問題にぶち当たります。
じゃあその対応をどうするか。
——✄——
結論からいうと「最初は投稿者向けの施策だけをやり続ける」のがよいです。たとえば、クックパッドは90年代からありますが、実は2011年までずっと「レシピを載せれるサイト」と自分たちのことをいっていました。レシピを見るサービスじゃなかったのですね。
食べログとかも同じで、最初は食べ物のレビューを投稿できる「ブログ」だったのです。最初の1-2年はほとんど投稿者向けのアップデートしかしていません。
まず、投稿者が気持ちよく投稿したくなる仕組みを創るのが、ユーザーが投稿してくれるサービスを創る際に、一番最初にやらないといけないことなのです。
——✄——
というわけで、アルもそこをフォーカスしてやっているのですが、ここらへんは、とにかく数をうって施策を打つしかありまえん。
アルには、好きなマンガの好きなところを紹介する「見どころ」というのがありましたが、これを改名して「好きなところ」にしました。これだけで投稿の敷居がぐっとさがります。さらに、投稿画面に、「あなたの投稿でこのマンガを好きになる人が増えます。ありがとうございます😍」と書きました。
こんな小さい施策でも投稿がぐっとあがったりするのです。こういうのを細かく積み上げまくります。
そして、今はコマの投稿をいかにしやすくするか・・・というのを挑戦しています。アルでは、一部の許可もらったマンガには、コマが投稿できるんですがこれをもっと増やしたい。
理由としては、マンガを探すときに、レビューやテキストは向かないからです。絵が8割といわれるマンガはレビューも書きづらいし読みづらいのではないかなと。
映画だと予告編を見たりすると思うんですが、マンガにはそれがない。なので、ユーザーがコマを投稿することで、予告編的な感じでマンガ発見のフックができないかなーと思っています。
で、昨日、メンバーと会議をして、こういうのをやってみよう、と決まったものがあります。今日おきたら深夜に実装されていたので、びっくりしたんですが、早ければ来週までにお見せできると思うので、ぜひとも楽しみにしておいてください・・・!
【オンラインサロン】
毎日、議論&実験&作品制作&Webサービスの開発&美術館建設を進めています。
んでもって、ビジネス書に掲載するレベルのコラムを毎朝投稿しています。
興味がある方はコチラ↓
Facebook(通常盤)で見られる方↓
西野亮廣エンタメ研究所
Instagramで見られる方↓
西野亮廣エンタメ研究所(インスタ)
noteで見られる方↓
西野亮廣エンタメ研究所(note)