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1年前の無料掲載記事

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2020.01.13

西野亮廣の考え方

『ほんやのポンチョ』の狙いとは…

日本の現状と絵本から始めるエンターテイメントの可能性。

西野亮廣エンタメ研究所 無料公開記事エックスドメイン 1月22日━━━━━━━━━おはようございます。「一個ぐらい欠けている方が、ツッコミどころもあって、人として魅力的」という情報を流布して、自らの欠 ...

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1月13日(日) ※15日以降は『いいね』を押さないでください。
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おはようございます。
『占いフェス』の会場にて、差し入れしてもらったホッカイロを別のお客さんに提供することで大変喜んでいただける『好感度無限アップシステム』を開発したキングコング西野こと『糞』です。

本日の『占いフェス』も缶ハイボールとホッカイロの差し入れを鬼のようにお待ちしております。
え? 持ってきてくれるんですか?
ありがとうございます。
好きです。結婚してください。

 
さて。

このサロンには主婦の方もたくさん在籍されていることも承知の上で、普段の生活とはあまり関係のない『マーケティング』の話などもしとるわけですが、
 
「ああ、エンタメの裏側はこんなことになってるんだなぁ」
 
と思ってもらったり、
 
「なんか西野も頑張ってるし、私も頑張ろう」
 
と活力にしていただけたら嬉しいなぁと思っております。

そんなこんなで、今日は『マーケティング』の話です。

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『ほんやのポンチョ』の狙いとは…
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すごくすごく当たり前のことを言いますが、『絵(ビジュアル)』に“対象年齢”はありません。
富士山に興味を持たないお爺ちゃんもいれば、「富士山、カッケー!」と興奮する子供もいます。

『ノンタンといっしょ』のような可愛らしいタッチが好きな子供もいれば、『えんとつ町のプペル』のような描き込んだタッチが好きな子供もいます。
(※僕が子供の頃は後者でした)

ところが絵本を買うのは『親』で、親は平気で「この絵本はウチの5歳の子でも分かりますか(理解できますか)?」と訊いてきます。
まるで、『絵』に対象年齢があるような言い草です。

ぶっちゃけ内容(文章)なんてのは、後から分かればいいわけじゃないですか?
『風の谷のナウシカ』のストーリーが僕らの身体に入ったのは、僕らが少し年齢を重ねた後だったように。

「なんか、よく分かんないけどドキドキするー!」

(数年後)

「え? これって、こんなに深い物語だったの?おもしろーい!」

という流れがあってもいいのに、

①「こんなに描き込んだ絵……はたしてウチの子供に分かるだろうか?」
②「こんなに文字の多い絵本は、ウチの子には、まだ早い!」

という二つのブロックによって、購入の手が止められてしまいます。

良くも悪くも絵本を買うのは『親』で、絵本作家は、子供に届けたい作品であろうと、『親』を納得させないといけないわけです。
『親』を納得させないと絵本作家は生きていけないので、①の解決方法として絵をシンプルにして、②の解決方法として文字を減らして、そうして、「親が欲しがる絵本」がたくさん生まれます。

そんなツマラナイ仕事は一秒もしたくなくて、そこに抗うようにこれまで絵本を作ってきたわけですが、年齢って恐ろしいですね。

「親が欲しがる絵本を作っちゃダメだっけ?」

と思うようになってきました。
西野亮廣も丸くなったもんです(*^^*)

 
友人達が子供をポコポコ産んで、20代の頃に比べて『子育て』が身近になり、そこから見えてきたものが大きかったですね。

苦労も多いとは思いますが、やっぱり『子育て』というのは親にとっての最大のエンターテイメントで、我が子の成長のイチイチが感動の連続なわけです。

その中で、自分で選んだプレゼントが我が子にズババーン!とハマった時は「やったーー!」となるわけで、その「やったーー!」は、自分で選んだからこそ生まれた「やったーー!」なわけです。

「絵本って、子供のエンタメであると同時に、親のエンタメでもあるんだなぁ」と思った瞬間に、「『絵』には年齢制限なんてないんだ!お前達は“思い込み”で子供の可能性を潰している!」と親に説教をして、『親のエンタメ』を奪っていた当時の僕のアマチュアっぷりったらハンパねぇなぁと思えてきて、シンプルにごめんなさい。
僕が間違ってましたー。

ディズニーの企業理念が本当によくできていて、『ファミリー・エンターテイメント』なんですね。
ディズニー先生がおっしゃるとおり、エンタメで世界を獲るには、ファミリーを楽しませなきゃいけないわけですから、子供を楽しませることは勿論のこと、親を楽しませることも忘れちゃいけません。

インスタで『#ほんやのポンチョ』で検索すると分かるのですが、お兄ちゃんが妹に『ほんやのポンチョ』を読み聞かせしているところを、親が本当に楽しそうに写真に撮っているんです。

『ほんやのポンチョ』は②のブロックを突破する為に、極端に文字数を減らしたんですね。
そこで、「これならウチの子でも…」と自分の感覚で選んで、「ホラ、狙いとおりウチの子にハマったー」と喜んでくれた親がたくさんいた。

20代の僕が知ったら「ぬるいことやってんじゃねーよ!」とブチギレてそうですが、孫から爺ちゃん婆ちゃんまでの全世代を押さえたくなった30代後半の西野亮廣です。

丸くなったのか、よりガメつくなったのか、よく分かりませんが、『ほんやのポンチョ』の文字数が極端に減った背景は、そんなところにあります。

そんなこんなで、本日も『占いフェス』の会場で呑んだくれております。
缶ハイボール&ホッカイロの差し入れを猛烈にお待ちしております(*^^*)

https://discordapp.com/invite/br9AskG

【追伸】

ちなみに、添付した動画の曲の歌詞は、福島原発事故の東電の記者会見を、避難先のテレビで見ている“福島に牛を残してきた酪農家さん”の気持ちです。

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